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歳だけとったなすびみたいな人のブログ。Twitterの延長線です。

朝三暮四のアイスクリーム


世の中には人件費や維持費など、物の単価や利益になる分の他にもかかるお金がある。となると当然、同じ値段の物でもお店で提供されるものとコンビニやスーパーで提供されるものに差がでてくる。


と書くととても簡単な話に見えてしまい"サルでもわかる理屈"という状態なのだがそれがどうも難しい。
もはやサルがどうとかいう問題ではない。なんて思ってしまう。

以前とある居酒屋で辛いものを食べた後、甘いものを食べたいという話になりお店では食べずコンビニに行った。のだけどあれま不思議。
あの高いことで有名なハーゲンダッツの値段が少し安く見えるではありませんか。決してハーゲンダッツが値下がりしたわけではなく特別わたしが金持ちになったわけでもない。そしてなによりハーゲンダッツは高いという先入観が頭にしっかり埋め込んである。
ひとつだけ違うことといえば、直前に別のデザートの値段を見ていたこと。そしてそれがハーゲンダッツより高かったこと。

この世の真理に気がついた瞬間である。

お店で食べると他のメニューやお酒に比べたら安い。
ファミレスで食べてもファミレス特有の安いという刷り込みそしてもちろん他のメニューより安い。
しかしそれらを食べているときは美味しいけれども「安いものを食べている」という認識となっている。
それらよりも安いはずのハーゲンダッツを食べているときは「高いものを食べている」という脳内認識になっている。
(それもあってかあまり食べない)


"サルでもわかる理屈"を理解できるのは冷静になり後々のことを考えられている時だけなのだがわたしは何年も出来ていなかったらしい。ということにも気がつかなかった。それが数々の損の原因なのだろうがこれは自身の目先の利益だけを追い求める癖が今でも抜けていないからだろう。と、勝手に考えている。

目先の利益だけでなくのちのちの損得まで考えられるようになるのは果たしていつのことやら。